【開催報告】11/3子どもと一緒に聞く「性のお話会」

11月3日(火・祝)、子どもと一緒に聞く性のお話会を開催しました。
西尾市で活動されている、りこ助産院さんに来ていただいて、

  • 男性と女性のからだ
  • いろんなかたちのジェンダーのお話
  • プライベートゾーン
  • 赤ちゃんはどこからやってきて、どう産まれるか
  • ふだんも、災害時も、自分を守るために

などなど、絵本や手作りパネルなどを使って、子どもたちにもすごくわかりやすくお話をしていただきました。

幼児〜小学校低学年の子どもたちと一緒に聞いた今回のお話会。
おかあさんと一緒にしっかりお話を聞いている子もいれば、ちょっと恥ずかしさも入ってきたりして、他のことで遊びつつ、出てきた言葉にきゃーきゃーなりつつな子もいたり、にぎやかに進みました。
最初から最後までしっかり聞けたかと言うと決してそうとは言えないけれど、それぞれの子がそれぞれの形で耳を傾け、興味あることになると、お話ししているりこさんの近くに行ってみたり、ふざけつつもいろんな質問してみたり。

絵本がはじまると近くに寄ってきてお話を聞く姿が印象的でした

個人的な感想としては、開催できて本当によかったと思いました。
性のお話って、大きな声で人前でするものではないけれど、
かといって、知らなくていいものではないですよね。

ちゃんと知りたい人もいれば、聞きたくない人もいると思う。
それは大人もそうだけど、子どももひとりの人として、選択する権利があると思う。

絶対に聞かなければダメという空間ではなく、ひとりひとりがキャッチしたいもの、キャッチできるものを選び、受け取ることができた面も多くあったんじゃないかなと思います。
そして、そこには、いつも子どもたちを見守るおかあさんが一緒にいて
お友だちがいる子もいたり、お友だちのお母さんもいたりして、

誰かと一緒に聞けたこと=話せる人がいる、隠すばかりでなく話してもいい人がいる、相談してもいいこと

と、何かあったときにはもちろん、何もないときでも、ひとりで抱えずに話せる環境へと繋がっていってくれたらと、心から願っています。

性のお話、一回聞いてみるというのも大事だけれど、繰り返し聞くというのが大切だなというのも実感。
人って、そのときに興味あるもの、受け取れるもの、受け取り方も変わっていくし、やっぱり忘れてしまうこともあると思うから。
そして、忘れてほしくないけど、忘れてしまいがちな、「相談してもいいんだよ」「相談できる人が近くにいるんだよ」ということを感じ続けてもらうためにも、繰り返し、聞いてほしいなと思いました。
そういう意味では、同じメンバーで聞くのもいいと思うし、仲良しのお友だちと聞いたり、近くに住む人と聞いたり、一緒に聞く人がかわるのもいいんじゃないかなと感じています。

そんなこんなで、またぜひ企画したいなと思います!

全体の雰囲気 − 自由に参加する子どもたち(笑)

よかったことを振り返りつつ、企画するひととしては、もっと、準備だったり進め方だったり、できることがいろいろあったな、こうしたほうがもっとよかったなという反省ももちろんあるので、今回を踏まえつつ、次回以降に活かしていきたいなと思います!

一緒に聞いてくださった参加者のみなさま、あたたかく見守っていただいて、そして一緒にお話を聞けて、本当によかったです。本当にありがとうございました。
そして、お話をしてくださったりこ助産院さん。
子どもたちにもわかりやすく、隠すことなく話しているのに生々しい感じじゃなく優しく丁寧に、
大人も気づきがたくさん得られるように具体的にお話くださって、本当にありがとうございました。

やわらかい雰囲気の中に、冷静に見つめる瞳、熱い想いや志のある、りこ助産院さん。妊娠中の方やお子さんがいる方はもちろん、未来を担う子どもたちにも、出会ってほしい方だなぁと思います!
妊娠中の相談や子育てに関する相談、赤ちゃんの体重測定、乳房ケア、卒乳断乳、ベビーマッサージ、リンパマッサージ、などなどもされていますので気になった方はぜひこちらをご覧になってみてくださいね。

りこ助産院さん ホームページ

あー開催してみてよかったー!
シェアしてくださったみなさま、心にとめてくださったみなさま、そっと見守ってくださったみなさま、みんなみんな
本当にありがとうございましたー!

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